キューティについて

◆犬種名CUTYの命名・・・

 “キューティ”の迷名?(命名)について、少し説明させてください。
 本来キューティと言う言葉は無く英語の小さくて可愛らしい、可憐なを意味する
 cute(キュート)を名詞風にもじった(個人的)造語です。
 (cuteの名詞形はcutess)
 cuteは、それ以外にも、米国の俗語表現では、機敏な、抜け目のない、
 気取った等の意味にも使われる事があるそうです。
 “キューティ”と言う命名に当って、親しみ易く響きのある良い名前にしたかった事と、
 本来のcuteの可愛らしい可憐な、そして機敏な、と言う意味に加え、飼う人(買う人)
 に幸せを運ぶキューピットの心を持つ犬になりますように・・・と言う願いを込めて
 “キューティ”と言う名前にしました。
 既に当犬舎より、試験的に作られた、小型及び小型の遺伝子因子を持った
 シェルティーたちが少数ですが世に出ております。
 その犬達に“キューティ”の名称は認められません。
 そしていかにこれらの当犬舎出身の小型シェルティーたちが当犬舎以外で
 繁殖されても“キューティ”と言う商標は適用されません。
 

“キューティ”は私(塚原)の願いと想い、そして人生が詰まっております

A.K.C(アメリカン.ケンネル.クラブ)スタンダード(犬種標準書)の翻訳書によりますと、シェットランド地方の人々が、シェルティの作出を始めた当初は、サイズも色も中々定まらなかったようで、その後、理想的な体高は12インチ(30.5)〜13インチ(34.3)とされ、またイギリスでのS・S・A(シェットランド・シプドック・アソシエーション)では、理想的体高を当初12インチ(30.5)として、最終的には12〜15インチを標準としたと、書かれていました。


■現在のA・K・C犬種標準では、13〜16インチ(33〜40.6)と
 規定されています。
 それ以外のサイズは失格となります。
 これは、私の考えですが、シェルティのオーバーサイズについて、
 コリーと言う犬種が既にありますので、その作出については不要だと思います。

■サイズオーバー同士の交配、またはブルーマール同士の交配、ブルーマールとセーブルの
 交配においても絶対に止めるべきだと思っています。
 アンダーサイズについては、シェットランド地方の人々が考えた様に、
 この犬種おける小型化が、大名題であった事を鑑みると、本来のサイズは33cm以下が
 理想であると思っています。
 私の考えをある審査員に話した時「そのサイズで羊を追えるのか?」と質問されました。
 そこで私は「日本で羊を追うために、シェルティを飼っている人が何人居るでしょう?
 そういう人たちは極少数だと思います。」また「小型のシェルティでも充分走る事が
 出来ますよ。」と答えました。


 “キューティ”はJ.K.Cのシェルティであることに間違いなく、その他の犬種は
 一切交配されておりません。遺伝子的血液検査等に関しましては、何時でも応じます。
 (遺伝学的裏づけも取れています。)

 ■シェットランドの小型化、これがツタモ犬舎の理想名題であり、計画繁殖を続けて
 の結晶が“キューティ”です。
 “キューティ”はサイズ以外の標準は全てシェルティと同じで、11:10の
 体長、体高バランスに始まり、顔貌等、全部がシェルティです。
 (少々可愛い嫌いはありますが)

 ■体重は4kg〜5kgです。
 (遺伝学的には、高さや大きさなどの固定率は80%と発表されています。)
 しかし矮化遺伝子は劣勢遺伝子のホモ化なので、大きな犬との交配、また遠いラインを
 使用しない限り、サイズオーバーになる犬はそう産まれるものではありません。
 

 ■多犬舎での作出犬は“キューティ”とは呼べません。
 更に小型シェルティと言う呼び方も小型シェルティ=“キューティ”ですので
 失礼ですが、他犬舎での小さなシェルティは“卑ネッ子”であると思ってください。
 (スモール、ミニ、ミニチュア等の呼び方もCUTYを表すと考えております)
 “キューティ”は固定された、小型シェルティの呼び名です。

 ■一般的なサイズのシェルティと比べ一度の出産で産まれる頭数が少なく、
  台牝の数も少ない為、通常年間に数頭しか誕生しません。

 ■仔犬にはシェットランドシープドッグの血統書と当ツタモの“キューティ”証明書、
 ワクチン5種摂取後獣医師の証明書を付けて、お渡し致します。
 当ツタモ犬舎では、作出する全ての仔犬達が、皆様に幸せを運ぶ“キューティ”で
 あってくれる事を心から願ってます。
 飼って下さる方が幸福にならなくて、仔犬たちの幸せなどありえないのですから。

ミニシェルティ 『キューティ』とは・・・

◆シェットランドのキューティについてお話します。
 現在シェルティーの標準サイズは体高42cm〜33cm
 (J.K.C.A.K.C)となっておりますが、私はこの25年間、
 シェルティーのサイズの大型化に疑問を持ち現行のスタンダードより小さな
 33cm以下のシェルティーがバラエティの一つとしてあっても
 良いのではないかと考えてきました。
 その為、私は独学で遺伝子と遺伝の法則、矯化(矯少)、犬の遺伝子的構造
 の研究に取り組み、ついに誰も達成できなかったミニシェルティー固定化を実現しました。
 そしてツタモのシェルティの呼び名をキューティと(命名)し商標登録をしました。
 犬種名が登録されたのも世界で初めての事で“キューティ”の存在の独自性を更に高めています。
 ツタモ犬舎以外から、“キューティ”は生まれません。
 万が一生まれたとしても、そのサイズは固定化されていませんので
 商標法により、“キューティ”の名の使用は禁止させて頂きます。